建売住宅の内覧会では何を見る?購入前に確認したいチェックポイントを解説!

公開日:2026/08/15

内覧会

建売住宅の購入では、引き渡し前に完成した建物を実際に確認する内覧会が行われることがあります。内覧会は、間取りや設備を確認するだけではなく、施工状態や暮らしやすさをチェックする重要な機会です。今回は、建売住宅の内覧会で確認したいポイントや、指摘事項が見つかった場合の対応について解説します。

建売住宅の内覧会で確認したい室内のチェックポイント

建売住宅の内覧会では、まず室内を隅々まで確認しましょう。見た目の傷や汚れだけで判断せず、実際に設備を操作しながら、入居後の生活をイメージすることが大切です。

床・壁・天井の状態

床や壁、天井は、傷や汚れだけではなく、施工状態も確認します。クロスの剥がれや浮き、継ぎ目の仕上がり、床材の傷などを目視で確認しましょう。

床を歩いたときに、きしみや異常な音がしないか確認することもポイントです。

また、床や壁に明らかな傾きがないかも確認しておくと安心です。専門的な測定が必要になる場合は、無理に自己判断せず、施工会社などに確認してもらいましょう。

ドア・窓・収納の使いやすさ

室内にあるドアや窓、収納扉は、できるだけすべて開閉してみましょう。動かしにくい、途中で引っかかる、閉めたときに隙間ができるなどの問題がないか確認します。

窓については、サッシの開閉だけではなく、鍵が正常にかかるかも確認しておきたいポイントです。階段の手すりなど、取り付けられている設備にぐらつきがないかも確認しましょう。

キッチン・浴室・洗面所・トイレ

水回りは毎日使用するため、内覧会で重点的に確認したい場所です。キッチンや洗面台では実際に水を出し、排水に問題がないか、水漏れがないかを確認します。

浴室では、床や壁、天井の仕上がりに加え、浴槽やシャワーなどの設備も確認しましょう。トイレについても、便器や手洗いなどが問題なく使用できる状態か確認しておくことが大切です。

水回りの収納については、実際に使うタオルや洗剤などを想定し、十分な容量があるか考えてみましょう。

電気設備・コンセント

照明やスイッチ、換気扇などは、可能な範囲で実際に操作して動作を確認します。コンセントの位置や数も、家具や家電を配置した場合を想定して確認しましょう。

図面上では便利そうに見えても、家具を置くとコンセントが隠れてしまうことがあります。冷蔵庫やテレビ、電子レンジなど、使用する家電を具体的にイメージしておくと、入居後の使い勝手を判断しやすくなります。

外構や建物の外側も忘れずに確認しよう

内覧会では室内に目が向きやすいものの、建物の外側や敷地内の状態も確認が必要です。外壁や基礎などは、住宅の耐久性や雨水の侵入にも関係するため、目視できる範囲を確認しましょう。

基礎・外壁・屋根を確認する

基礎では、目立つひび割れや欠損などがないか確認します。外壁についても、ひび割れや傷、シーリング部分の隙間などがないかチェックしましょう。

屋根はすべてを間近で確認するのが難しいため、地上や窓などから目視できる範囲で確認します。軒裏に染みや目立つ隙間がないかも見ておくとよいでしょう。

外壁や屋根周辺は雨漏りにつながる施工不良がないか確認することが重要です。

外構・駐車場・境界を確認する

フェンスや門扉などが設置されている場合は、ぐらつきや取り付け状態を確認します。玄関ポーチのタイルについても、割れや浮きがないか確認しておきましょう。

駐車場は、実際に車を出し入れすることを想定して確認します。駐車スペースの幅だけではなく、道路からの進入や切り返しのしやすさも重要です。

また、敷地の境界を示す境界標などについても、契約内容や図面と照らし合わせながら確認しておきましょう。

床下・小屋裏は無理をしない

床下や小屋裏は、配管からの漏水、断熱材の施工状態、構造金物などを確認できる場所です。ただし、一般の購入者が内部へ入るのは危険な場合があります。

そのため、自分で確認する場合は点検口から見える範囲にとどめ、内部へ無理に入らないようにしましょう。専門的な部分まで確認したい場合は、住宅診断を行う専門家への依頼を検討する方法もあります。

内覧会で不具合を見つけたときの対応と注意点

内覧会の目的は、完成した住宅を見学して終わることではありません。施工上の不具合や契約内容との相違があれば、引き渡し前に売主側へ伝え、必要な対応を確認することが重要です。

気になる箇所はその場で記録する

傷や汚れ、設備の不具合などを見つけたら、場所と内容を記録しておきましょう。スマートフォンなどで写真を撮影しておくと、後から確認するときにも役立ちます。

図面がある場合は、該当箇所に印を付けておくと、どこに問題があったのかを共有しやすくなります。施工会社などの担当者に確認し、補修の必要性や対応方法について説明を受けましょう。

補修後は再度確認する

指摘した箇所が補修されたとしても、そのまま引き渡しを迎えるのではなく、補修内容を確認することが大切です。補修が適切に行われているか、別の傷や汚れが発生していないかなどを確認しましょう。

内覧会から引き渡しまでの期間が短い場合、補修と再確認の時間が十分に取れない可能性があります。そのため、内覧会の日程だけではなく、指摘事項の補修や再チェックを行うスケジュールについても、事前に確認しておくと安心です。

内覧会の前に準備しておく

当日に確認漏れが起きないよう、事前にチェックする場所を整理しておきましょう。図面や筆記用具、スマートフォン、メジャーなどを準備しておくと便利です。

また、家具を置く場所の寸法や冷蔵庫の設置スペースなど、入居後に必要になるサイズを測っておくのもおすすめです。住宅の完成後に実物を確認できる機会だからこそ、設備だけではなく、実際の暮らしに必要な部分まで確認しておきましょう。

建築に関する知識がなく、施工状態を自分で判断することに不安がある場合は、専門家によるホームインスペクションを利用する方法もあります。第三者の専門家に確認してもらえば、自分では気付きにくい施工上の問題をチェックできる可能性があります。

まとめ

建売住宅の内覧会では、床や壁の傷だけではなく、ドアや窓、水回り、電気設備などが正常に使用できるかを確認することが大切です。さらに、基礎や外壁、外構、駐車場など、室外の状態も忘れずに確認しましょう。気になる点があれば記録して担当者へ伝え、補修後には再確認することも重要です。事前に確認事項を整理し、納得できる状態で引き渡しを迎えましょう。

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