建売住宅は値引き交渉が可能?交渉のコツや注意点についてもチェック!

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値引き交渉

建売住宅は土地と建物がセットになって販売されている家です。「すでに建ててあるので注文住宅とは違い、不要な部分を変えられない分、値引きは難しいんじゃないか」と思っている人も多いと思います。そこで今回は、建売住宅の交渉についてお話しします。詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。

建売住宅は値引き交渉が可能?

結論からいうと、値引き交渉は可能です。戸建て住宅が欲しいけど、土地と建物を別にすると高くなってしまう、購入後の家具などの購入費も確保したい、将来のためにあまり多い額はかけたくないなど、家の購入には将来設計の見通しや今の手持ち資金といった、それぞれの考えがつきものです。

建売住宅は土地と建物がセットになっていて、住んだときのイメージがしやすく、注文住宅のように壁紙から床材の素材など、細かい建具を選ぶ必要もありません。すでに建設が終了しているので、手抜き工事や安く抑えるために安価な建具にされる心配もないでしょう。

そのうえで値引き交渉も可能なのです。ただし、大きく値引きしてもらえる場合ばかりではないことや、保障内容が変わることもあります。値引きしてもらうことばかりを考えてしまうと、逆に損をしてしまう可能性があることも知っておく必要があるでしょう。

建売住宅の値引き交渉の方法は営業や売主によって違う

建売住宅は、その土地の売主が仲介業者を通して販売している場合と、住宅メーカーなどが建てて、営業担当者が販売交渉している場合があります。仲介業者が入っている場合は、交渉内容を売主に確認してからになるので、やり取りに時間がかかってしまう場合があります。

金額が少額の場合などは、売主の許可が出やすくなることもありますが、値引き交渉の金額が大きいと、さらに時間がかかる場合もあるようです。営業担当の場合は会社から許されている相場もあります。時間がかかっても、少額しか値引きしてもらえない場合もあり、時期によっては交渉しやすくなるのもポイントといえるでしょう。

建売住宅の値引き交渉を成功させるためには?

一般的に建売住宅の値引き率は、3~5%といわれています。なかには8%の値引きに成功する場合も稀にありますが、値引き交渉にはいくつかのポイントがあり、駆け引きが必要なのです。ポイントを踏まえて交渉することで、お得に家を購入できる可能性があります。

業者の仕組みと時期がポイント

お得に家を購入したいと思っても、妥協して簡単に購入するほど家は安いものではありませんね。値引き交渉をする前には、しっかりと家を内見しましょう。壁は薄くないか、そもそもローコスト住宅ではないか、建築から何年が経過しているのか、傷などはないかなどご自分の目でしっかりと確認しましょう。

値引き交渉に応じるポイントとしては、売主側でも融資で家を建てている場合があり、金利などを考えると早めに家が売れたほうがよいことや、建ててから1年が経過しようとしている物件などは、1年を越してしまうと新築の表記ができないばかりか中古物件扱いになってしまいます。

売主もハウスメーカーも、新築のうちに売却したいのです。このほかにも、決算期などで売り上げ成績が欲しい時期を狙う、契約の直前で交渉する、何社かのハウスメーカーで見積もりを取ってもらい交渉に使うなどがポイントです。

また、新築で建てて間もない場合や、立地条件がよいところなどの人気物件は、値引きしなくても購入者が現れる可能性があるので、値引き交渉は難しいといえます。ハウスメーカーによっては、はじめから値引き交渉には応じないところもあるので、あらかじめハウスメーカーの情報やその土地の坪単価、建築年を確認してから交渉に臨みましょう。

また、あくまでも購入する意思はあるけれど「ほかに値下げしてくれる約束をした業者やハウスメーカーがあって迷っている」と話すことで、交渉に応じてくれる可能性も上がるでしょう。

タイミングとしては、完成直後に一度内見する、数か月後に再度話を聞きに行くなど、何回かに分けて説明を聞くと、本当に購入を検討していることをアピールすることができるうえ、営業担当も何度か説明をして内見したお客さんを契約前に逃したくはないです。

建売住宅の値引き交渉を行う際はココに注意

大切な資産になる家なので、やみくもに値下げ交渉をしてお得に購入できればよいというわけではありません。今後何年もお付き合いするハウスメーカーや家のため、しっかりと見極めて良質な物件をお得に購入しましょう。

値引き交渉には情報と知識が必要です

ハウスメーカーのなかには、初めから値引き交渉に応じる手段として、価格を高く設定しているところもあります。購入しようとしている物件の価格は適正といえるのか、周辺物件などの情報を調べておく必要があります。

購入しようとしている物件に傷などがあり、それを理由に値引き交渉した場合などは、瑕疵(かし)担保責任保険の適応外となるようです。これは、購入したときには気づかなかったが、入居したあとに家の不具合が発生した場合に、売主が補修費用を支払わなければいけない制度です。

不具合を理由に値下げ交渉した場合、買主はその不具合を購入前から気付いていて了承して購入した、とみなされて保険の対象外になることがあるので、注意したいところですね。

また、建築から1年以上も買い手がつかなかった物件は、家自体が傷んでいる可能性もあり、何かしらのトラブル、立地条件が悪いなどのマイナス要因も考えることができるため、よく確認する必要があります。値引き交渉も早すぎると効果がなく、ほかの物件を紹介されて終わりになってしまう場合もあるので、タイミングをはかることも大切です。

 

建売住宅は部屋の区画やデザインもプロが考えて、使い勝手がよく配置されています。入居後の家具の配置や動線などのイメージがしやすく、早く入居できることも魅力ですね。値引き交渉の際はポイントや注意を踏まえて、家族が心地よく暮らしていける理想の物件を購入しましょう。

 

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