建売住宅と注文住宅は何が違う?選び方とメリット・デメリットについて解説

公開日:2023/05/15

よく混同されがちな建売住宅と注文住宅ですが、両者には違いがあります。それぞれの違いについて知りたい人や、これから住宅の購入を検討している人は、今回の記事を参考にしてください。どちらにもメリットとデメリットがあるので紹介します。最後に選び方の基準も見ていきましょう。

建売住宅と注文住宅の違い

それぞれの違いを見ていきましょう。

すでに建っている住宅を選択するのが建売住宅

建売住宅は、住宅が完成されている場合がほとんどなので、すぐに入居できるようになっています。また、建築材料は自然素材などの高額なものを使用していないので、コストを抑えられるのが特徴として挙げられます。

そのため、マイホームを検討している若い夫婦から人気を集めています。打ち合わせ回数が少ないので、そのような煩わしさから解放されたい人にも向いているでしょう。

自分で自由に建てるのが注文住宅

デザインや仕様にこだわりたい人や、漆喰や無垢材などの自然素材にこだわりたい人に適しているのが注文住宅です。自分のこだわりを詰め込めるので、予算の範囲内でオーダーメイドできます。

趣味のバイクを収納するためのガレージや、住宅の真ん中に庭を設けることが可能になるのも、注文住宅の良いところです。

建売住宅と注文住宅のメリット・デメリット

それぞれのメリットとデメリットを紹介します。コストをできる限り抑えて、すぐに入居したいと考えている人は建売住宅がおすすめです。自分のこだわりを予算の範囲内で詰め込みたいと考えている人は、注文住宅がおすすめです。

建売住宅のメリット

すでに住宅が建っているので、追加費用が発生するリスクがありません。そして、すぐに入居できるので、住宅探しに時間をかけたくない人におすすめです。

さらに、メーカーが指定する建築材料や工法を採用しているので、そのぶんコストが抑えられているのもメリットになります。これらのことから、手軽にマイホームの夢を実現したい人に向いているでしょう。

建売住宅のデメリット

まず、自由度の低さが挙げられます。すでに住宅が建っているので、間取り、デザイン、壁紙の色などが気に入らないと購入をためらってしまいます。

次に、設備のグレードがあまり高くありません。設備にこだわりたい人には物足りないでしょう。

そして、建築段階の様子が確認できないので、不具合や故障がすぐに発生するのではないかと不安を抱えることになります。不安材料を払拭するために、売主との関係を良好に保ちましょう。

注文住宅のメリット

自分が生活を送りたいと考えている土地を選定できます。学校や職場からアクセスが良好な土地を選定できるだけではなく、土地の形状にもこだわりを持てるので、庭や駐車場を設けたいと考えている人は、広めの土地を用意しましょう。

また、キッチンや浴室などの水回り設備だけではなく、壁紙やクロスの色と素材、床材の種類、間取りなどを自分好みにできます。

そして、打ち合わせのときに職人に直接質問できるので、こだわりたい箇所があればアドバイスを求めることも可能です。住宅づくりに積極的に関わっていきたい人には適しているでしょう。

注文住宅のデメリット

まず、住宅が完成するまでに時間がかかります。そのため、すぐに入居したい人には向いていません。

次に、自分のこだわりを詰め込めますが、そのぶん費用が高額になります。ミストサウナ、浴室乾燥機、ウォークインクローゼットなどの設備を盛り込みたいという気持ちを全面に押し出す前に、実用性があるか検討しましょう。

そして、建築の知識がある程度求められます。素材、間取り、設備などのこだわりを、職人に正しく伝えられるようにしなければいけません。

また、打ち合わせのときに細かいニュアンスのやり取りが行われますが、正しく用語を理解できる人であれば問題ないでしょう。

自分にあった住宅を選ぶための判断基準

2つの判断基準を紹介します。十分な予算がある場合と無い場合で、選択肢が分かれるでしょう。後は、自分が何を優先しているのか明確にしましょう。

優先順位を明確にする

立地、予算、入居時期などの項目がありますが、どれを自分は優先したいのか明確にしましょう。最初から建売住宅か注文住宅か2択で考えるのではなく、まずは優先順位を明確にするところから始めます。

予算の上限を決める

多くの人は、住宅ローンを利用して購入することになります。子どもの教育資金、生活費、老後資金なども収入のなかから捻出しなければいけないので、毎月返済できる金額を明確にしてから住宅を購入しましょう。

その結果、あまり住宅を購入するときにお金をかけられないと分かったときは建売住宅がおすすめです。ただし、注文住宅を選択した場合でも、オプションやグレードアップなどを繰り返すと、予算オーバーになってしまうので注意してください。

まとめ

両者の違いや、メリットとデメリットが分かった後は、業者選びを始めましょう。住宅の引き渡し日から逆算してスケジュールを組むことも忘れないようにします。

また、実際にサービスを受けたことがある人が身近にいれば、サービス内容について教えてもらいましょう。人生のなかでも大きな買い物になるので、後悔しないようにしてください。

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