建売住宅の寿命はどれくらい?長持ちさせるコツについても解説!

公開日:2022/12/15


「建売住宅の寿命」について皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?なかには「建売住宅の寿命は短い」といったマイナスのイメージをお持ちの人もいると思います。今回の記事では建売住宅の寿命について解説します。また、建売住宅を長持ちさせるコツについても紹介するので最後まで見てください。

建売住宅の寿命はどれくらい?

最初に建売住宅の寿命について紹介します。ここでは建売住宅の寿命を左右する要因についても紹介します。

建売住宅の寿命

一般的に新築の建売住宅の寿命は60年以上住み続けることができます。住宅の状態によって寿命は変わりますが、おおよそ60年は住むことができるといわれています。よく「20年以上を経過した木造住宅は危険」といわれますが、これは建物に「耐用年数」という定めがあり、それによれば木造住宅の耐用年数が20年程度のためです。そのため会計上の耐用年数という言葉と、実際の住宅の寿命には関連性がないです。

建売住宅の寿命を決める要因

建売住宅の寿命が分かったところで、次は建売住宅の寿命を決める要因について述べていきます。住宅を建てるときに使われる材料は大まかに木造、鉄筋に分類されます。木造住宅は鉄筋と比較した場合、木材の劣化が生じやすいため寿命が短くなりやすいです。

一方で鉄筋の場合は、材料が頑丈なため劣化が起きにくいです。そのため住宅の寿命は使用されている材料で寿命が変わったりします。しかし、木造住宅で築100年を超えている住宅もあるため一概に木造住宅が弱いとは言い切れないのが現実です。

建売住宅の寿命が短いといわれている理由

ここまで建売住宅の寿命や、寿命を決める要因について紹介しました。しかし、建売住宅の寿命に対してあまりよいイメージをもたない人もいます。なぜ、建売住宅の寿命が短いといわれるのでしょうか?その理由について紹介します。

住宅の質が悪い可能性がある?

建売住宅の販売方法は建物を建ててから販売するケースが多いため、完成している住宅が売れるものでなければなりません。そのためメーカーが重視するのは建物の価格です。高すぎない住宅を作るためには素材を安価にする必要があります。安い材料を使用するとどうしても材料の質が下がるため、劣化が早くなり住宅の質が悪くなる傾向にあります。とくに水回りはきちんとメンテナンスをしないと劣化が進みやすいため注意が必要です。

安全性が把握しにくい?

建売住宅はすでに工事が完成している住宅を購入する場合が多いため、工事中の様子を見ることができません。住宅の基礎となる部分に問題があり、欠陥住宅とは知らずに住んでしまった人もいるのではないでしょうか?

一方、注文住宅は、住宅の工事が注文を受けてから開始するため工事の様子などを見られます。工事中に問題があればその都度ハウスメーカーや、現場責任者に相談できます。このように建売住宅と注文住宅の工事の違いから安全性に影響が出やすく、寿命が短い理由としてあげられます。

建売住宅の寿命を延ばすためには?

建売住宅の寿命を延ばすためには何をする必要があるのでしょうか?建売住宅、注文住宅問わず、きちんとしたメンテナンスをすれば長く住み続けることができます。建売住宅の寿命を延ばすために必要なことを確認しましょう。

外壁の塗装で劣化を予防

外壁は紫外線や雨風などの天候の影響で劣化が進みやすいです。とくに外壁のひび割れや塗装の色落ち、外壁の剥がれなどは住宅の劣化の原因になります。外壁の軽いひび割れでも放置しておくと壁の一部が剥がれ落ちたりする場合があります。新築の建売住宅を購入した場合は、定期的に業者の人に外壁の状態を見てもらうことが必要です。

修繕は早めに行う

修繕箇所の大小問わず、劣化しているところがあれば早めに修繕をすることが大切です。とくに普段見ることができない床下や屋根、屋根裏は劣化が進みやすいです。床下の柱が痛んだりすると床が抜ける可能性があります。天井からの雨漏れを放置すると大規模な修繕が必要になる場合があります。

先ほども紹介したように、定期的に業者の人に依頼をして点検、必要に応じて修繕をしてもらう必要があります。長期的に見れば早めに対処をすることで、修理費用を安く抑えることができる可能性もあります。

まとめ

ここまで建売住宅の寿命について紹介しました。注文住宅と住宅の寿命を比較した場合、建売住宅の寿命は短いイメージを持ちがちですが、必要に応じて定期的にメンテナンスをすれば長く住み続けることが可能です。住宅の場合はメンテナンスをするか、しないかで数十年先に修理費用の結果が大きく変わる可能性があります。建物自体の劣化はどうしても避けられないので日頃から細かい点検、必要に応じて修繕をしていき少しでも安心して過ごせる住宅にすることが大切です。

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