建売住宅の購入に向いている人の特徴について解説!
戸建て住宅には「分譲住宅」「注文住宅」「建売住宅」の種類があります。初めて住宅の購入を検討している人の中には、住宅の違いについてよく分からない人がいるのではないでしょうか?今回の記事では「建売住宅」の特徴や向いている人について紹介します。マイホームの購入を検討している人や、迷われている人はぜひ参考にしてください。
建売住宅の魅力
まずは建売住宅の魅力について紹介します。建売住宅の特徴などもここで紹介します。
建売住宅の特徴
はじめに建売住宅とは、土地と建物が一緒に販売されているものをいいます。注文住宅は土地選びと住宅選びは別々でしなければなりません。建売住宅の場合は一緒に販売されているため手間が簡略化できます。
建売住宅の特徴として、住宅のデザインや間取りなどの設計プランが決まっているところです。
注文住宅は一から設計デザインをハウスメーカーの人と一緒に検討していかなければなりませんが、注文住宅は設計プランが決まっているため便利です。販売されている建売住宅で、住宅が完成しているものだと契約後に1か月ほどで入居できる物件もあります。
建売住宅のメリット
建売住宅のメリットはたくさんありますが、ここでは3つのメリットを紹介します。まず1つ目のメリットは「住宅を安く購入できる」ことです。安いといっても住宅は数千万円の費用がかかりますが、注文住宅と比較した場合に安く購入できます。
建売住宅が安い理由として、住宅の建築にかかる費用を抑えることができるからです。建売住宅の場合は材料をまとめ買いして同じ設計、同じデザインの住宅を複数建てるため費用を抑えることができます。
2つ目のメリットは「完成した住宅を見て購入できる」ところです。建売住宅は、購入する前に家の見学をできる場合があります。
これから住む家を見ることで生活のイメージがわきやすく、家具の配置なども検討しやすいと思います。完成した家を見ることで気に入った間取りの家を購入できる確率が上がるでしょう。
3つ目のメリットは「短期間で入居できる」です。注文住宅の場合は、土地選びから住宅の間取りや内装などの相談、工事の着工、住宅の完成までに数年かかります。
一方で、建売住宅の場合は住宅が完成していれば短期間で入居できる場合があります。マイホームを購入し、早く引っ越ししたい人は建売住宅を購入することがあります。
建売住宅の購入に向いている人とは?
建売住宅の購入に向いている人はどのような人なのでしょうか?ここからは建売住宅の購入に向いている人を紹介します。
住宅購入にかかる費用を抑えたい人
先ほどもご紹介したように注文住宅と比較して建売住宅は、住宅の購入時にかかる費用を抑えることができます。
注文住宅、建売住宅どちらを購入するにしても住宅ローンを組むと思いますが、購入価格を安くできればローンの返済額や、返済年数も抑えることができるのではないでしょうか。
早くマイホームに入居したい人
建売住宅は注文住宅よりも早くマイホームに入居できます。建売住宅で、すでに完成している住宅は1か月ほどで入居できる場合もあります。
一方で、注文住宅になると引っ越しを終えるまでに数年かかります。賃貸の契約の更新がある人や、引っ越しの検討をしている人はスムーズに新しい家に引っ越しすることが可能です。
完成した家に入居したい人
建売住宅は住宅が完成しているため、購入するときに内装や外構などを見ることが可能です。
住宅の内覧をして気に入れば購入の手続きに進むことができるうえ、イメージと異なる時は断ることもできます。そのため、完成した家に入居したい人の場合、建売住宅は向いているといえます。
建売住宅を購入するまでの流れ
最後に建売住宅を購入するまでの流れについて紹介します。
大まかな流れ
住宅を購入する予算を決め、不動産会社の情報サイトや仲介業者から情報収集をはじめます。この時に複数の会社から情報収集をすることがカギです。気になる物件があれば積極的に見学に行きましょう。
見学をすることで、より住宅のイメージをつかむことができます。その後、気にいった物件があれば購入の手続き、契約に進みます。購入時に不具合があれば修理になりますが、修理がなければその後に引き渡しとなります。
まとめ
ここまで建売住宅の特徴やメリットについて紹介しました。建売住宅は購入時の予算を抑えることができ、物件によっては早期に入居できるため、これからマイホームの購入を検討している人にはおすすめです。
しかし、こだわりのマイホームを購入したい人は、アレンジをすることが難しい建売住宅は不向きです。自身のライフスタイルや予算などを考慮しながら住宅の購入を検討してみてください。この記事が建売住宅を購入するときに役立てば嬉しいです。